ユニバーサルデザインの必要性
ユニバーサルデザイン(UD)とは、元のデザインの改造や特別な設計を必要とせず、最初から一般的に普遍的に(年齢、性別、能力、状況の違いに関わらず)すべての人にとって利用しやすく設計されたデザインのことを示します。
私が小さいころは右利き用のハサミしかなく、左利きの私は、「みんなは上手にハサミを使って切っているのに、なぜ上手く切れないのだろう?」と悩んでました。
今は左利き用も、両利き用もあって大変便利になってます。
環境を考える時、バリアフリー新法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)を無視することはできません。バリアフリーはユニバーサルデザインに含まれます。
近年、ひと昔に建てられた公共施設や公衆トイレが改修工事で次々とバリアフリー化されてます。現在は最初からバリアフリー新法を考慮することが求められてきています。
今後、ますます高齢者の水準が高くなるため、上記の知識が求められ、ユニバーサルデザインを意識したデザイン設計が必要になるでしょう。