空間を国産木材で
東京都が全国の木材組合と連携して国産木材の活用を推進している「国産木材の魅力発信拠点 MOCTION」のショールームに行ってきました。
新宿パークタワー リビングデザインセンターOZONE 5Fにあります。館長は隈研吾氏です。
現在ブームのサウナがありました。
いいですね~癒され感抜群です。
日本は国土の約3分の2を森林が占め、その森林の約4割は人が木を植えて育てた人工林です。
現在、戦後に造林された多くの人工林が、本格的な利用期を迎えていますが、木材の利用は十分に進んでいない現状があります。
平成22年に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」制定され、公共建築物に対して、可能な限り”木造化”、”内装の木質化”が図られてきました。
令和3年には法律の一部が改正され、法律の題名が「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に変更になり、法の対象が公共建築物から建築物一般に拡大しました。
MOCTIONでは、オフィス木質化を推進しています。
自然の山の中は勿論、神社仏閣を囲む鎮守の森の中に入ると清々しい気持ちになるように(いわゆるパワースポットですね~)、木には視覚、嗅覚、触覚を心地いい感覚にする影響力があります。
オフィス内装に木材を使った実験では創造性の向上や、集中力が高まり作業効率アップ、ストレスの低下がみられています。
木質内装を取り入れることは快適なオフィス空間のデザインとして有効であると考えます(オフィスのパワースポット化!)。
現在MOCTIONではスペースの半分を使用し、北海道の木材加工品の紹介をしていました。ノベルティでカシ材のマグネットとエコバックをしっかりと頂きました!
今後も、各県の木材を2週間替わりで紹介していくようです。
全国の木材が地産地消される取り組みが広がっていくとよいと思います。
今まで国産木材は高いと敬遠する傾向がありましたが、各地で木材製品が開発されているのを見て無限の可能性を感じました。
私も今後の内外装デザインに取り入れていければと思います。
MOCTIONについて ➡ https://moction.jp/