オフィスを快適に
在宅勤務で個人のオフィス家具の需要が増えているようです。今後さらにリモートワーク、テレワークが進むと思われます。オフィスの在り方も変わっていくでしょう。
最近は主要駅近くの空き賃貸ビルにコワーキングスペースやシェアオフィスが増えています。
コスパに特化した無人管理のオフィスであったり、コンシェルジュが常駐し電話対応したりするオフィスなど様々なワークライフに合わせた仕様になってます。
コスパに特化したオフィスは機能重視していますので、空間効率を上げるためテーブル配置が均等化され遊びの部分がほとんどありません。コンシェルジュ常駐のオフィスには空間に余裕を持たせたカフェ感覚の居心地のよい空間になっているところが多いです。
共通していえることは、不特定多数の人が利用するのでセキュリティの強化はかかせません。
導線については、人の出入りが多いエントランスは空間を広くゆとりを持たせましょう。受付、ミーティングルームやテレフォンブースはエントランス付近に設定し、声もれ防止に遮音仕様にすることが望ましいです。
また、不可欠な排煙設備ですが、機械で管理する排煙設備等にはコストがかかるため、自然排煙設備で計画されている建築物が多いです。その場合は告示による緩和処置を取ります(31m以下と31m以上の階では設置免除適用条件が異なるので注意)。
オフィス設計の目的は仕事効率のアップですので、ワークライフに合わせた配色、素材の選定が必要です。