ニュータウン建て替え その後…

2020年の5月にニュータウン建て替えの説明会に出席した時のブログを書きましたが、その後の経過を記録しておきます。

第1回説明会後はコロナ禍だということで以降の説明会の開催はなくなり、第1回説明会で出た質問に対しての回答が文書にて各戸に配布されました。

その回答文書は、こちらが求めている質問に対して明確になっておらず、添付されていた日影図は素人には理解しづらく誠意が感じられないもので、当初の計画通りに進められるとありました。

周辺住民から寄せられた冬場の日影規制については建築基準に則ったもので問題なしとの見解が示されていました。

確かに建築基準に則っているわけで、そこは問題ないのですが、周辺住民の意向について何ら配慮がなされておらず、周辺住民からの合意が得られているとは言い難い状況です。

日当たりが良いマンションを気に入って住んでいる住民にとっては、建て替え後には団地が高層階になるため、冬場の貴重な朝日が入らず日陰になってしまうことに不満を持っている人が少なくありません。

そこで、マンションの管理組合が住民に建て替えについてのアンケートを取りまとめたところ、全137戸のうち62戸の回答を得ました。

回答を集計した結果は、建て替え後の高層化の日影影響を理解できていない住民が半数をしめ、第1回説明会では住民の理解が得られていないことがはっきりしました。                     

管理組合としては早速アンケート回答結果を多摩市役所に持参し、多摩市から東京都に提出してもらい、住民の合意を得られるような回答を要求しましたが、東京都からは問題なしと口頭での回答のみでした。

「違法ではない」「問題ない」と言い切り、何ら配慮がない態度に交渉の余地もありません。

住民の意見に耳を貸さないことに大変失望しました。

日本の役所とはこういうものなのでしょうか?残念でなりません。。

古い団地が取り壊され更地になった現在

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