店舗デザイン④
店舗デザイン②と店舗デザイン③で、エスカレーター前、エスカレーターサイドと3面壁面のエリアのそれぞれのプランの考え方をお話しました。
では、まずショップのテイストを決めましょう。
クライアントが持っているブランドのイメージをヒヤリングし、お店で扱っている商品の世界観を感じ取り、どういったテイストが相応しいかを考えます。
それらをふまえて、テイストが決まったら、店内のレイアウトとデザインディテールを平行して掘り下げていきます。
レイアウトをベースに床、壁、天井、什器の素材、質感、色の配色を全体のバランスを考慮しながら決めていきます。
昨日のプランを例にすると、このショップのブランドイメージは自分らしさを大切にする女性です。
奥行きがあるエリアなので、売り場の前面と奥に異なる空間をつくり(room to room)、前面はコンサバテイストで店内に入りやすくし、奥をラグジュアリーな雰囲気の空間にしました。
次回はショップマニュアルについてお話します。