その土地ならでは
2020年3月にオープンしたスターバックスコーヒー信州善光寺仲見世通り店に行って来ました。すっかり日が暮れてからの入店です。
ここは、スターバックスが「リージョナルランドマークストア」として全国に展開している地域の特性を持った目印となる店舗(現在28店舗)の1つです。それぞれの地域の歴史、伝統工芸文化、産業などを空間に取り入れてデザインされています。
老舗の物産店「つち茂」さんの一画がスタバになってます。
外装は白の漆喰に瓦吹き屋根が仲見世らしいつくりです。
長野県産の赤松のエントランスゲートをくぐると無駄なく活用された奥長い空間があります。
2階への階段上部が一部吹き抜けになっていることで空間の広がりがでています。
1階の床材はモルタル、2階の床材はフローリングと区別してゆったりとした席数の配置です。
一部上がりの空間に床暖房の掘りごたつ風の席があります。
座る場所により様々な視線の違いを感じられるデザインになっていました。
その土地ならではの特別な空間で飲むコーヒーは、いつものコーヒーもまた違った味わいになるかもしれませんね。