色が持つ特性
お彼岸が過ぎ、過ごしやすい気温になり汗をかくことが少なくなってきました。
職業柄、PC作業が多いので寒くなってくると手先が冷たくなります。
血流をよくするために身体を動かそうと最近ジム通いを始めたインテリアプランナー岡田です。
銀杏が落ち、街路樹の色も秋めいて来ました。
本日は、色が持つ特性をお伝えしたいと思います。
色には、「進出色」と「後退色」があります。
文字通り前に飛び出てくる色が進出色、後ろに遠ざかる色が後退色です。
これは色の波長の長さが関係しています。波長が長い赤・橙・黄といった暖色系の色が近くに見え、波長の短い青・紫といった寒色系の色が遠くに見えるように感じるのです。
例えば、ディズニーランドのシンデレラ城は、お城の色は白地に青の屋根「後退色」がポイントになって実際より遠くにあるように見え、周りに黄緑の植栽「進出色」が配置されていることでシンデレラ城が実際より大きく感じます。
インテリアをプランするうえでも、色の特性を考え配色することが重要ですね。